mac os x を「かな入力」で使っているとトラブルがおきる。

PCで日本語を入力するとき、キートップにかかれているカナのとおりに入力する「かな入力」と、ローマ字カナ変換を行い入力する方法とがある。

調べたことはないが、どちらかといえば多くの人がローマ字カナ変換を用いているらしい。その理由は、「かな入力」の場合、アルファベットとは別にカナ文字のキー配列を覚えなければならず、かつホームポジションから遠い位置にあるキーを打鍵する機会が必然的に増えてしまうからであろう。

そんなこんなで「カナ入力」はどうにも冷遇を受けている。特にMac OSの場合、カナ入力設定時にのみ発生するバグがある。そしてそれらは長年放置されている。

純正ソフトのsafariでは、command + 「+」、command + 1 などのショートカットが、きかない。このバグは一時期解消されていたが、OSのアップデートに伴い復活した。アップルでは、ソフトウェアの品質管理を行っていないらしい。

バグの一つはマイクロソフトワードに関するもので、「かな入力」設定にして、日本語入力モード時に起動すると、一部のショートカットが使えないという奇妙なバグである。英字入力モードのときにはこの不具合は生じない。またローマ字カナ変換の設定にしておけば発生しないという。

このバグはもう何年も放置されている。ある時期まではオプションキーを押しながらワードを起動すれば、不具合を回避できた。OSのアップデートに伴い、最近では、この手もきかなくなった。